39℃ 高熱 悪寒の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
5歳 女の子
いつも元気だったSちゃんが急に高熱が出て39℃ほどあり、病院も休みの為、漢方薬で何とかしたいとお母さんが来店されました。
インフルエンザか風邪かどうかわからない状態のようです。高熱で、悪寒が酷く、汗をかいていない状態でブルブル震えて寒い状態のようです。
食事も喉を通らない状態の様で体も疲れているようです。
中国医学的に診ますと『風寒実邪』の状態と考えられます。
その為、体を温めて汗をかかせる漢方薬をお渡ししました。
暖かいお湯で汗をかいて、熱がひくまで飲んで下さいと伝えて3日分ほどお渡ししました。すると翌日、Sちゃんとお母さんが来店されピンピンした状態できてくれました。
お陰様で1日2~3回飲んだだけですぐに寒気が治まり、熱も下がって元気になりましたと報告して下さいました。いつも通りの元気なSちゃんの様でこちらも安心しました。
中国医学では風邪でもインフルエンザでも、即効性のある漢方薬があります。ただし、自覚症状がひとりひとり違う為、必要となる漢方薬も違ってきます。
風邪でも喉の痛い風邪、鼻水の風邪、高熱の風邪、寒気の風邪、胃腸風邪など色々な症状がある為、自分や家族のなりやすい症状があらかじめ分かっておれば、常備薬を置いておかれると良いと思います。
私も風邪をひいたときは、常備薬を2~3種類用意しておりますので、おかしいな?風邪かな?と思った時にすぐ飲む事で、その日のうちか翌日には良くなります。
我慢して、ほったらかしになりますと風邪は悪化してしまいます。風邪のひき始めは30分以内に処置すると、酷くならずにすぐに治せると思います。風の当たり過ぎにも注意しましょう。風にあたり過ぎる事で風邪はさらに悪化します。あとはシッカリと睡眠をとる事が大切です。食欲がなければ無理に食べる必要はありませんよ。
普段の免疫力が低下しやすい方は風邪、インフルエンザ、花粉症にかかりやすくなります。
その為にも、規則正しい食生活、睡眠をシッカリとりましょう。
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